音盤09回顧、その他

ワタシはこんなものを聴いていた、という形式的な行事。


(タイトルでほぼアルファベット順)

Embryonic / The Flaming Lips

 “Soft Bulletin”から10年(!)、ひさびさの快作。やりたい放題


Everything She Touched Turned Ampexian / Prefuse 73

 ここ数作はチェックしてなかったが、やはりよいです


Farm / Dinosaur jr.

 過去ログ http://d.hatena.ne.jp/anythign/20090708/1246979177
 これがロックだバカヤロー


Horehound / Dead Weather

 ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトとThe Killsのヴィヴィが組んだとなれば当然期待しますよ。ホワイトの音はある意味どれも同じなので、これが良いっていうのもたんに個人的な趣味でしかないかも知れん。が、かなりかっこいい。ちなみにホワイトはほぼギター弾いてません


Manners / Passion Pit

 ニューオーダーPerfumeに共通して感じられる、メランコリックなセンチメンタリズム。ヤスタカのリミックスはあんまりよくなかった

Passion Pit - Little Secrets (Live on Myspace Transmissions)


Monomaniac [single?]/ Zerodewaru

 過去ログ http://d.hatena.ne.jp/anythign/20091212/1260546275
 …あの2人が、還ってきた!!!


Primary Colours / The Horrors

 Sheena Is a Parasite、かっこよかったよね。ところがこれはこれは。進化しました


Live at Reading [DVD]/ Nirvana

 今年のベスト、しかし92年


次に、まあまあよかったもの

Aesthetics / Maribel

 新コーナー、今年のシューゲイザーその1。マイブラのボツ曲デモテープみたい?


Sparkler / Ringo Deathstarr

 今年のシューゲイザーコーナーその2。ジザメリをベースに、マイブラ成分もわりと多いです


The xx / The xx

 初期キュアーを連想したが。これからどうなるかな


This Is My Shit / 80kidz

 けっこうがんばったんじゃないでしょうか。ときどき昔のB'zっぽく聴こえるところはご愛嬌


*そうそう、アークティックモンキーズとフランツフェルディナンドはまだちゃんと聴けてないんですわ


聴き逃していた旧譜も少し。

[2008]
Friendly Fires / Friendly Fires

New Amerykah, Pt. 1: 4th World War / Erykah Badu

[2007]
空洞です / ゆらゆら帝国



本も、ちょこっと。

技術への問い / M. ハイデッガー 訳:関口浩 平凡社

 選集版は書店では入手困難なので、待望の新訳と言っていいと思う。論文の選び方もよい


長い20世紀 / G. アリギ 訳:土佐弘之・柄谷利恵子・境井孝行・永田尚見 作品社

 1970年代の危機を考えることは、現在を分析することに直結する。ブローデルより「資本主義は国家と結びつき、国家となるときにだけ、勝利する」。これも待望の日本語訳、でもまだ全部読めてないスマン


文学のプログラム / 山城むつみ 講談社

 これは古本を買ったんだけど、ちょうど文庫化されたので、挙げておく。くどいようですが、ワタシは文学についてはまったく不案内


ゼロ年代のことは、よくわからない。