00 // Melt Banana "8 short songs"

なんかひさしぶりに腹が不調。

それはそうと、

例に漏れることなく、ああ年の瀬もうそんな時期ですか、といった加減なのでありますが、それはいわゆるゼロ年代の終わりということでもあって、しかし私個人は、ほぼ、まったくと言っていいほど、そんなことは意識したことがなかったことに気がついた。最近。
ようするに、いつだったか、たまたま立ち寄った本屋でスタジオボイスの最終号が目にとまり、それがゼロ年代総括というような表紙であって、二重の記念だと思って、買った、という話である。
TVブロススタジオボイス休刊で特集してたのを買ったりして、でも私は熱心なsv読者だったというわけではなく1年に1、2回買ったりする頃もあったという程度なのですが、この件でなんか書こうという気持ちがあった。のだがけっきょくタイミングを逸し、現在に至っておる。
だから休刊については別に何もないんですが、何もないと言いつつその最終号をペラペラめくっていてちょろっと確認できたことがあって、
スタジオボイスとしてはPerfumeなんて実にしょーもないのだな、と。
ファンがイタいって。そりゃそうだろうね。わかるよ。自分のことだから。


まあでもsvのそういうスタンスは良いと思う。


なんでかというと、たとえばこんな文章。「日本の音楽ジャーナリズム[…]がこぞってパフュームを取り上げる状況はやや不可思議とも言えないだろうか。[…]過度に特別視して祭り上げることは、冷静な分析を妨げてしまうだろう。[…]そんな状況へのアンチテーゼを軽く書いたところで[…]」。
これは、ミュージックマガジンの、“2度目の”Perfume特集における記事。どういう神経をしてるのかと思わずにはいられない。くどいようだが、2度目ですよ。アンチテーゼ? 意味がわからん。
(ついでにいえば、この特集、「Perfume現象は続く」というタイトルなのだが、なんかこれも違う気がする。むしろ、『⊿[トライアングル]』は良くも悪くもあの内容でオリコン1位になったのだから、もう全然「現象」なんて感じはないように思うのだけれど。)


何もないと言いつつ今さらこんなことを書いてるのはなんでかというと。
ふとしたきっかけで、登録のみで放置状態だったTwitterをさわりはじめてしまい、そこでSTUDIOVOICENEWSというアカウントを発見して、ああこれは年内に書いておかねば、と考えたから。だったかな。
しかしtwもよくわからん。
しかしこのエントリも何が言いたいのか。


じゃあゼロ年代てことで、ここ数年でよかった本に1冊追加しときます。忘れてたので。

素人の乱 / 松本哉・二木信(編)



さてお話変わって

Melt Banana "8 short songs"
live @ La vilette Snique,Paris 07juin 2008