2008.11.15(土)べつに挙動不審でもないフツーの  // Dream Fighter__open sesame

[20081115]べつに挙動不審でもないフツーのこぎれいなおねーさんが、ジャンルでいえば「精神世界」に分類されるような本を買ったり、元気そうな若いサラリーマン風のおにーさんが「自己啓発」系の本を買ったりする。

そのての本って、少なくとも個人的には、まぁアレなんですが、ワタシのそういう認識は決してメインストリームではないらしく、その証拠に、パッと見には問題を抱えてなさそうな人がけっこう読むみたいで。

いや、そういうジャンル、ひと昔前だったらあからさまにアレな感じだったと思うんだけど。

逆に、そういう類いの事柄を避けるようなひとの方が、実は日常的にはしんどい思いをして、なんかズレていっちゃったりするんだろうか。

(スピリチュアルな事柄をなにもかも否定したいわけじゃないが、おかしいものはおかしいです)


松下幸之助の言葉とか。カネーギーだとか。
『人を動かす』? 「人が動かない」、でしょう、どっちかっていうと。

働くということの意味を考えなければいけない状況になってきてるんだろうな、とは思う。
昔なら、右にならえでよかったのかもしれない。
それがいまや、安定したキャリアパスがないなんてのは当たり前、人一倍がんばっても報われない。転職の魅力が大いに喧伝される一方で、「転職は一億円の損」などという煽り文句が躍る。

もっとフィジカルに、っちゅうかケミカルに対処する方法もある。
イリーガルな薬物でなくとも、そういうところに製薬会社にとってのマーケットはあるということなんだろう。

ブッ飛んでなきゃやってられないってことなのか。それが「ふつう」なのかしら。


Perfumeの歌詞から引用。

「 みんなが言う「普通」ってさ
 なんだかんだって 実際はたぶん
 真ん中じゃなく 理想に近い 」

往々にして理想ってやつは曲者ではあるけれど、昨今の状況における「理想」像は、なんか無闇に世知辛い、というか、イタいというか、なんというか。



ps
中田ヤスはその「ふつう」の「遥かその先まで」行こうってんだから。
ワーカホリックにもほどがあるわい。



さてはて

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by kneepitt